日々、スキンケアを頑張っているのに、特に何もしていない人の方が肌綺麗ってことありますよね。
また、肌質と遺伝の関連について気にされている方は非常に多いようです。
肌質は遺伝するのかという点ですが結論からいうと、キメが細かい・粗い、ニキビ肌などはある程度、遺伝の影響があるのは間違いありません。
両親やどちらかの親がニキビに悩んでいた場合、子供も少なからずニキビができやすくなる傾向にあるようです。
いまは自宅で簡単にチェックできる「肌遺伝子検査キット」が発売されています。
検査することで、「本当の肌」を知り、自分に合った最適 なスキンケア方法がわかります。
家族に肌トラブルがあり、また、あなたも肌トラブルに悩んでいる、、、という方は、ぜひ読んでみてください。
肌質・肌老化など遺伝子が関係している!?
自分と同じ年齢なのに「とても若々しい人」、逆に「老けて見える人」がいますよね。
毎日スキンケアをちゃんとしているのに、いまいち効果がみられない。
同年代の友人・知人を見ると、自分とあまり変わらないような生活をしているのに、どうしてこんなに綺麗な肌なんだろう。
「羨ましい、、、。」
一度はこんな気持ちを感じた事があるのではないでしょうか。
見た目年齢に大きく影響する、エイジングサインの代表的な「シミ」「シワ」「たるみ」。
これは、大きく分けて2つの要因に左右されます。
- 生活習慣やスキンケアによる環境的なもの。
- 生まれつき持っている肌老化遺伝子(肌質)によるもの。
肌老化の原因は、遺伝要因(遺伝子)が60%、環境要因(生活習慣)が40%と言われています。
遺伝だけであなたの肌が決まるわけではないということ。
つまり、遺伝によって綺麗な肌をもって生まれた人でも、普段の生活からきちんとしたケアをしていないと、30歳を過ぎた頃から「シミ」「シワ」「たるみ」に悩まされてしまいます。
ということは、トラブルが出やすい肌質をもって生まれても、きちんとしたケア、生活習慣次第でその後の肌は違ってくるということです。
生まれつき肌が綺麗だからと安心してられるのは30代までと思ってください。
生活習慣・環境が及ぼす肌の老化とは、睡眠・栄養の偏り・喫煙・紫外線などあります。
たとえば、綺麗な肌に不可欠なものと言われている睡眠ですが、「睡眠時間が短くても、あまり肌に影響が出ない人」と「すぐに肌にトラブルが出てしまう人」がいるように、人それぞれ持って生まれた遺伝的体質特性があります。
この遺伝的体質特性は、単に遺伝による肌質だけでなく、大気汚染や喫煙、紫外線やストレスなどの現代社会を生きる上で避けては通れない外的要因に対する耐性も含まれます。
肌の綺麗な人はキメが整っている
肌に対して「キメが細かい」「キメが粗い・乱れている」という表現が使われますが、「キメ」とは何でしょうか。
【キメの構造】
- 皮溝:皮膚の表面にある溝
- 皮丘:高くなっている部分
- 毛孔(毛穴):皮溝が交差しているところにある
- 汗孔:汗の出口
私たちが皮膚といった場合、一般的に目に入るのは皮膚表面です。
キメの細かい肌は皮溝が浅く、皮丘が小さくそろっていて、毛穴が目立ちません。
キメの粗い肌は皮溝が深く、皮丘が大きく、そろっていないため毛穴が目立ちます。
通常、年齢が若いほどキメが細かく、性別では男性よりも女性のほうがキメの細かい皮膚です。
皮溝・皮丘のでき方や毛孔の状態はひとりひとり違い、性別や年齢によって異なり、同じ人でも体調や、気温や湿度、紫外線の影響などで変化することもあります。
漢字だと「肌理(キメ)」と表記します。
綺麗な肌かどうかの印象は、このキメによって決まります。
肌のキメは遺伝的な肌質に左右される点が大きく、生まれつき個人差があり、人種においても差があり、日本人の肌はキメが細かいと言われています。
つまり、皮溝が浅く、皮丘の大きさが小さく均一にそろっており、皮溝と皮丘がこまかく隙間なく整然と並んでいるほど、キメの整った美しい肌に見えるということ。
ただ、キメの細かさは遺伝でも、「整っているか、乱れているか?」は普段のケア次第です。
肌に関わる遺伝子を調べるキットがあるのをあなたは知っていますか?
綺麗になるには、まず肌質を知ることです!
【肌質遺伝子検査キット DNA BEAUTY】
「DNA BEAUTY」、肌質関連検査で9遺伝子15バリエーションを調べられるというのは、2016年12月現在で世界No.1です。
一見、「遺伝子検査」と聞くと、相当な費用がかかると想像しがちではありませんか?
ですが、価格は10800円(税込)。
キットの中には、使用説明書や郵送用封筒、遺伝子を採取する綿棒などが入っています。
スキンケアジプシーで、何度も高額な商品を試すことを考えるととてもリーズナブル。
「DNA BEAUTY」では、9遺伝子15バリエーションを検査することができ、肌質と肌老化リスクのどちらも検査できます。
- 皮膚の保湿機能やバリア機能に関わるFLG遺伝子で、乾燥肌・敏感肌のリスク。
- ASIP遺伝子では、しみやそばかす、光老化のリスクを判断。
- 遺伝子検査することで、肌老化を引き起こす外的要因や内的要因の何の影響をより受けやすいタイプかもわかる。
※遺伝子は「生涯不変」であり、客観的な肌質把握のための重要なファクター!
まず、自分の弱点を知り、早期から対策を立てることで、リスクを回避出来る可能性と、さまざまな治療がある中で、自分が優先すべきケアの選択ができます。
結果は、2〜3週間後に郵送で届きます。
「しみ・そばかすリスク」「しみ・たるみリスク」「脂性肌リスク」「乾燥肌・敏感肌リスク」「毛穴開大リスク」がダイアモンドグラフで表記され、その評価方法についての解説。
各遺伝子が持つリスクの検査結果を踏まえた、個別の推奨スキンケア・悩みごとのスキンケアアドバイスを詳しく書いてあります。
気になった方はぜひ、チェックしてみてください。
遺伝なんだ、、、とあきらめないで!!
キメの細かさや色の白さ、ニキビが出にくいなどの体質は遺伝が大きく、「シミ」「シワ」「たるみ」は生活習慣が大きく関わっているので、努力次第です。
遺伝子情報により100%決定されるわけではないですが、「生活習慣」「外部要因」にも大きく影響を受けます。
正しい知識と正しいケアさえすれば肌は確実に綺麗になります。
ニキビは遺伝!?
ニキビの遺伝性については、科学的には証明されていません。
ニキビ自体は遺伝しません。
肌質が遺伝します。
科学的には、ニキビは遺伝しないと言われていますが、実際のところ、親がニキビができやすいと、子供もニキビができやすくなるのは確かにそうだと思う。
ニキビをつくってしまう原因となる皮脂の過剰分泌や、ターンオーバーの乱れは「生活習慣」によるもの。
子供は親の習慣を見て育ちます。
例えば、一緒に生活していると、食事・就寝時間も同じになる傾向に、、、。
つまり、食生活や睡眠時間などの生活習慣は、育つ環境で似てきます。。
親がニキビができやすい体質で、自分も似ているからといって、諦める必要は全くありません。
なぜなら、遺伝より、生活習慣の方がはるかに「重要」だからです。
遺伝はどうすることもできませんが、なるべく規則正しい生活を心がけ、バランスよく食事する、夜更かししないなど生活習慣は今すぐにでも変えることができます。
そして、そのような生活習慣の改善は、ニキビの改善にも大きな効果があると思います。
ニキビ肌の人に朗報!?
若いころニキビに悩んだ人は「肌の老化」が遅いかもしれないという研究結果が!
ニキビに悩まされた人は、白血球のテロメア(染色体の末端を保護するDNAのキャップ構造)が長い可能性があり、それは、細胞の老化が遅くなることを示唆するものだそう。
テロメアとは染色体の末端部にあり、遺伝子情報を保護するための部分で、細胞分裂が繰り返されるにつれて短くなっていき、その結果として老化現象が起こると言われています。
ただし、この調査結果は若い頃のニキビと肌の老化について相関関係があることを示すに留まっており、「ニキビに悩んだ人は必ずテロメアが長くなって肌が若くなる」とまでは言えないとのこと。
その詳しい原因については分かっていないようで、さらなる研究を行う必要があるそう。
ですが、若いころニキビに悩まされされた人も、将来的に若い肌を保てると考えると悪い事ばかりでもないようですね。
まだ研究途上の発表ではありますが、なんだか希望が持てたと思いませんか?
ニキビの大きな原因のひとつはストレスと言われていますから、ニキビの悩みによるストレスを減らせば、ニキビも減っていくかもしれません。
今できるニキビケアをしながら、将来を楽しみにスキンケアを続けていきましょう。
まとめ
まとめると、肌質は遺伝する。
だけど、日々のお手入れや生活習慣も大きく影響する。
未来の自分のために、食生活や生活習慣にも気を配り、自分に合った正しいスキンケアで綺麗を目指していきたいですね。
肌質は遺伝によるもの。
でも、あきらめず、前向きに丁寧なケアを心がけ、綺麗な肌を手に入れましょう!
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