顔の皮脂のテカリ、、、。
これって男性だけでなく、女性にも多い肌トラブルの悩みではないでしょうか。
本来、皮膚を守る天然保湿クリームである皮脂ですが、過剰分泌してしまうと肌に悪影響を及ぼし、その皮脂は時間が経つにつれて酸化し、過酸化脂質に変化することから肌老化の原因になります。
ここでは、皮脂が増える原因から対策、また、抗酸化力の高い人気おすすめ化粧品ベスト5をご紹介します。
皮脂が酸化するメカニズム
赤ちゃんの肌はツルツルすべすべ。
ですが、実は生まれた瞬間から肌老化は始まっています。
その正体が『活性酸素』。
鉄などの金属がサビたり、バナナの切り口が茶色くなったりするのは、酵素によって物質が「酸化」するためで、これと同じような状態が、肌の上でも起こっているのです。
活性酸素は、私たちの細胞を強力的にサビつかせる、悪玉酸素。
普通の酸素に比べて、著しく化学反応を起こしやすい暴れ者なのです。
フリーラジカルの攻撃を受けると皮脂が酸化し、過酸化脂質(肌のサビ)へと変化。
《フリーラジカルとは?》
フリーラジカルとはペアのいない電子をもった原子や分子のこと。
ペアをつくるため、ほかの分子から電子を強引に奪い取ろうとします。
大気汚染やオゾン層の破壊による紫外線の増加などにより、このフリーラジカルが非常に発生しやすくなっています。
電子を奪い取られた分子を「酸化」されたといいます。
《活性酸素とは?》
活性酸素というのは人間の体中に入ってきた酸素のうちの2%が活性化したものです。
酸素は人間にとって欠くことのできないものですが、この酸素が体内で変質し、フリーラジカル化したもの。
酸素を含む物質の中で、特に活性が強いため、健康な細胞を破壊してしまう有害な分子。
同じ活性酸素の中でも、過酸化水素などはペアがいる電子なのでフリーラジカルではありません。
生まれた瞬間から、着々と肌をサビつかせる宿敵『活性酸素』
この活性酸素が体内で大量に発生すると、細胞や遺伝子を傷つけ、老化を引き起こします。
たとえば、私たちの身体の中の脂肪分が活性酸素によって酸化されると、天ぷら油が酸化されると同じような現象が起こり、酸化された天ぷら油は過酸化脂質という毒性の油に変わります。
この過酸化脂質は、連鎖的に過酸化脂質をつくっていく性質を持っているため、周りの脂がどんどん過酸化脂質に変化。
このようにして天ぷら油は古くなっていくのですが、これと同様なことが身体の中で起こります。
細胞を含む細胞膜は、酸化しやすい脂質でできていますので活性酸素に攻撃されると天ぷら油のように連鎖的に酸化されていくのです。
酸化によるダメージが肌に与える影響
活性酸素はシミを生み出し、うるおいとハリが失われるためシワなど肌の老化を促進させ、ガン細胞の発生にもかかわることが分かっています。
人は呼吸する際、酸素を取り入れエネルギーを燃焼し活動していますが、この際にも活性酸素が発生。
呼吸するだけで活性酸素が発生するのですから、人が生きて息をしている限り、老化は避けられない宿命といえます。
が、本来、人体には活性酸素を除去する仕組みが備わっています。
抗酸化力のある酵素などが、体内で働き活性酸素を速やかに取り除いているのです。
でもこの抗酸化力も30代以降は低下。
他に、活性酸素をたくさん生み出してしまうものには、以下のものなど。
- 紫外線
- 大気汚染
- ストレス
- 激しすぎる運動
- 喫煙
- 食品添加物
- 酸化した油(古い揚げ物)
- 過労
皮脂が酸化するまでの時間
実際に皮脂が酸化するのにどれだけの時間がかかっているのでしょうか?
皮脂は5~6時間で「酸化」すると言われています。
これは正常に分泌されている皮脂であっても起こります。
朝洗顔してから、お昼ごろにはすでに酸化が進んでしまっているのです。
5~6時間後に洗顔し直すことは難しいですが、帰宅後に洗顔。
帰宅後また外出するなら、面倒でも一度洗顔をしてメイクをし直した方が肌には良いんです。
また、皮脂の酸化が進むと「強い臭い」を放つので、時間が長く経っていたらなるべく早く洗い流しましょう。
皮脂を制する4つの美肌ケア対策法
①徹底した保湿
皮脂が多いからとさっぱりとしている化粧品を選ぶあまり、「乾燥して過剰な皮脂分泌→皮脂を取って→さらに乾燥して・・・」という悪循環に陥らないように保湿アイテムをしっかり選びましょう。
また、皮脂を抑えようとして化粧水だけでスキンケアを終わらせている人はいませんか!?
化粧水、乳液、美容液を付けたあとはクリームで水分が蒸発しないように蓋をします。
ここで手を抜くと更なる乾燥を招いてしまいます。
対策として蓋をするという「入念なケア」をすることで肌は見違えるようにうるおった状態へと変化します。
②正しい洗顔
朝晩2回の洗顔のなかで、まずはやさしく、できる限り丁寧に行うことが大切。
洗顔料はキメの細かいしっかりした泡を作り、その泡を転がすイメージでやさしく洗いましょう。
次に、33~35℃くらいのぬるま湯ですすぐこと。
温度が高すぎると、必要な皮脂まで取り過ぎてしまい乾燥を招き、逆に低すぎると毛穴が閉じてしまうことで汚れが落ちないというデメリットが、、、。
③抗酸化力のある食品を摂るよう心がける
《ビタミンA・C・E》
小松菜・ブロッコリーなど緑黄色野菜は「ビタミンA(の元となるβカロテン)」と「ビタミンC」の両方を含むものが多く、キャベツなどの淡色野菜は「ビタミンC」が豊富。
玄米や植物油、大豆、落花生には「ビタミンE」が豊富。
《ポリフェノール》
ブルーベリーや紫芋は、目にも良い「アントシアニン」。
そばは血流を良くする「ルチン」。
緑茶は「タンニン・カテキン」。
ゴマは「リグナン」(セサミンもこの一種)。
「大豆イソフラボン」もポリフェノールの一種。
《カロテノイド》
鮭、いくら、エビに「アスタキサンチン」
トウモロコシ、ほうれん草「ルテイン」
トマト「リコピン」
※アスタキサンチンは、抗酸化力が非常に高く、抗炎症作用や美白作用、コラーゲン生成を助けたり、免疫機能を高めます。
④紫外線
米国皮膚科学会では、老化の約80%が紫外線(光老化)が原因と考えられています。
紫外線によるダメージは、真皮にまで到達。
シミ・そばかすだけでなくハリや弾力まで奪い、肌が乾き、かさつき・小じわ・くすみ・たるみの原因に。
部屋の中でも、UV対策が必要です。
肌老化の救世主!!美容成分フラーレン
フラーレン発見者はノーベル賞を受賞。
ダイヤモンドと同じ炭素のみから構成される物質で、非常に小さいサッカーボールのような形をしています。
最大の魅力は、「強力な抗酸化力」。
フラーレンの抗酸化力をビタミンCと比較すると、その効果は172倍。
もう一つの魅力は、「長時間持続する抗酸化力」です。
さまざまな実験の結果、紫外線や過酸化物による細胞死を持続的に抑制し、その効果はビタミンC、ビタミンEよりも高いことが確認されています。
炭素でできた粉末で、活性酸素をスポンジのように吸い取る性質があります。
ビタミンC誘導体は肌に塗られた瞬間から、存在する活性酸素によって少しずつ酸化。
ですが、フラーレンはその活性酸素を吸い取り続け、長い間その能力が衰えることはありません。
ビタミンCなど他の美容成分との相性は抜群です。
普段のお手入れにフラーレンを加えることで、フラーレンが活性酸素を消去することにより他の美容成分は、本来のチカラを発揮してハリと透明感が生まれ、内側から輝くような肌へ。
例えばビタミンC誘導体はフラーレンと一緒に使うことでコラーゲンの産生量が1.3倍になります!!
ビタミンC誘導体はフラーレンのおかげで、浸透していきながらビタミンCの持つ抗酸化作用を発揮し続けます。
フラーレンが配合されていると、抗酸化機能は格段に高くなるといえるでしょう。
酸化による肌老化を防ぐためには
とにかく、酸化の要因を起こさないことです。
- ストレスをためない
- 一年を通しUVケア
- 喫煙しない
- 添加物は避ける
そして抗酸化の手を借りることが必要。
- 抗酸化作用を持つ成分の化粧品を使用する
- 抗酸化作用を持つ食べ物を積極的に取り入れる
酸化する原因を作らないこと。
また、対抗するケアをし肌老化を食い止めしょう。
皮脂の酸化対策におすすめの化粧品ベスト5
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【APP-Cフラ セラム】
超浸透型万能APPS高配合のビタミンC美容液です。
通常のビタミンCの100倍以上浸透力があるAPPSを贅沢に配合。
ビタミンCの効力を肌の奥まで届け、あらゆる肌トラブルに有効。
また、強力な抗酸化成分フラーレンを高濃度に配合しており 肌トラブルの偏印となる活性酸素を除去し、メラニンを分解します。
APPSだけでなく、フラーレンも贅沢に高濃度配合されており、ラジカルスポンジマークを取得しています。
こだわりの黄金比率の配合で、 エイジングケアにぴったりの美容液です。
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そのため、抗酸化力の高い成分がたっぷりと配合されています。
アヤナスに配合されている「コウキエキス」は、微弱炎症を抑える効果があるといわれていますが、抗酸化力も高め。
肌をサビから守ってくれる天然成分が配合されているので、肌を優しく守りながら若々しい肌へと導いてくれます。
まとめ
皮脂の酸化は自分では気づきにくいものですが、くすみに気づく方は多いのでは?
肌のくすみは皮脂の酸化によるもの。
鏡を見ると「あれ?朝はそんなことないのに、時間が経つにつれなんかくすんできてる?」という方は、皮脂の酸化が原因かもしれません。
皮脂の酸化に注目し、対策を行ってみてくださいね。
生活習慣の見直しで内側からのケアを。
普段の化粧品に抗酸化力の高い美容液をプラスしたり、抗酸化力の高い基礎化粧品を使ったりして外側からのケアを。
両方のケアで美しい肌を保ちましょう。
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